住宅を建てるときは、オール電化にすると月々の家計にとってかなりのプラスとなります。
かつての住宅では、光熱費として電気代、ガス代、灯油代といった様々な費用がかかっていましたが、現在は、それらを１つの電気代としてまとめるオール電化が注目を集めています。

建売住宅やマンション、アパートなどでは、既に備え付けの器具を使うことになっている場合が多いので、自分で変えることは困難ですが、注文住宅の場合は、設計の段階でどのような形態にするかを決めることができます。
そのため、従来は灯油で使っていた風呂やファンヒーター、そして、ガスで使用していた炊飯器やコンロなどは、すべて電気にすることができます。電気にすると、灯油、ガス、電気で分散していた光熱費が１つにまとまるばかりか、費用としてもかなりの割安になります。

また、最近では、太陽光発電によって自宅で発電するシステムも進化してきており、自前の発電でほとんどの電気を使えるばかりか、余った電気を売却することもできるようになっています。
また電気料金の低い深夜に電気を蓄えておき、それを昼間に使用するという形態をとることもでき、夜間に電力使用の多い家庭にとっては、オール電化で注文住宅を建設するとかなりのメリットとなります。